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介護福祉士とケアマネ、どっちが難しい?両方やった僕の答えは「試験は同じくらい、仕事は別物」

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「介護福祉士のままでいいのかな。それとも、ケアマネを目指すべきかな」

いま、そんなふうに迷っていませんか?

僕は特別養護老人ホームで介護福祉士として7年働いたあと、ケアマネジャーになりました。ケアマネ歴は11年。いまは独立して、自分の居宅介護支援事業所を運営しています。

この2つの資格を比べた記事はたくさんあります。「ケアマネは合格率2〜3割の難関」「介護福祉士の上位資格」。でも、その比較のほとんどは試験の数字の話で終わっています。

両方の資格を取って、両方の仕事をやってきた僕の答えはこうです。

試験は、同じくらい。でも仕事は、別物でした。

この記事では、試験の話と仕事の話を分けて、正直に書きます。何年かかるのか、介護の経験はどこまで通用するのか、給料はどうなったのか。そして、どんな介護福祉士がケアマネに向いているのか。ぜんぶ、僕の実体験ベースです。

介護福祉士からケアマネになるには【2026年版】|先に大事な話:僕の「1年半」は再現できません

最初に、いちばん誤解が多いところからいきます。「介護福祉士からケアマネまで、何年かかるのか」です。

現在のルール(2018年度の制度変更後)はこうです。

  • 介護福祉士の資格登録日から数えて、実務経験5年以上かつ900日以上が必要(登録より前の、無資格・初任者研修時代の介護経験はカウントされません)
  • 試験(介護支援専門員実務研修受講試験)は年1回、例年10月
  • 合格後に実務研修を修了して、はじめてケアマネとして働けます

根拠:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施について」の一部改正について(老発0212第2号)

僕の実例:介護福祉士の翌年にケアマネ合格。ただし「旧制度」です

僕の歩みを、手元の合格証・修了証の日付で正確に並べるとこうなります。

時期 できごと
2008年(22歳) 特別養護老人ホームに未経験で入職
2013年3月 介護福祉士に合格(実務5年目)
2014年10月 ケアマネ試験に一発合格
2015年5月 実務研修を修了。29歳でケアマネデビュー

介護福祉士に受かった翌年の試験で、ケアマネに合格しています。期間にして約1年半。

「早いですね」と言われそうですが、これにはカラクリがあります。僕が受験した2014年当時は、介護福祉士を取る前の介護経験も受験資格に数えられたんです。特養で働いた期間をまるごと算入できたので、介護福祉士を取ってすぐ受験できました。

このルートは、2018年度の制度変更で廃止されました。いまは介護福祉士の登録日より後の実務だけがカウントされます。つまり、こういうことです。

いま介護福祉士を取った人は、そこから最短でも5年。無資格からのスタートなら、実務3年で介護福祉士、さらに5年でケアマネ受験。通算8年前後の道のりです。

僕の「1年半」は、いまは再現できません。ここを曖昧にしたまま体験談を語るのはフェアじゃないので、先に書いておきました。

なお、試験の実施主体は都道府県です。受験資格の細かい条件や必要書類は毎年度の受験案内で示されるので、実際に受験するときはお住まいの都道府県の受験案内で最終確認してください。

パート・育休・かけもちの期間は数えられるのか、実務経験証明書はどう集めるのか——「5年900日」の具体的な数え方は、こちらで働き方別に解説しています。

ケアマネ試験の実務経験「5年900日」の数え方|現制度なら受験できなかった僕が証明書のリアルまで解説

「合格率19%の難関」は、もう古い数字です

比較記事でよく見るフレーズに「ケアマネは合格率19%の難関」があります。これも現在地を確認しておきましょう。

直近の合格率は、2024年度(第27回)が32.1%、2025年度(第28回)が25.6%。「19%」の時代より明らかに上がっています(出典:厚生労働省「介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況等」)。

一方、介護福祉士の合格率は例年7〜8割。数字だけ並べれば、差は歴然に見えます。

でも、実際に両方受けた僕の体感は「同じくらい」でした。その理由は、この記事の後半で話します。

僕がケアマネを目指した理由|「この人はなぜ、ここにいるんだろう」

ここからは、僕自身の話をします。よくある「キャリアアップのため」でも「夜勤がつらかったから」でもありません。きっかけは、特養で働きながらずっと消えなかった、ひとつの疑問でした。

「この人はなぜ、ここに入所することになったんだろう」

目の前の利用者さんには、入所する前の暮らしがあります。どんな生活をしていて、何がきっかけで介護が必要になって、どんな経緯でこの施設に来ることになったのか。毎日ケアをしながら、その「手前」の部分が知りたくてたまらなくなったんです。

現場を極める道に、伸びしろを感じなくなっていた

もうひとつ、正直に書いておきたいことがあります。

当時働いていた施設では、「サービスの質を上げていこう」という空気が薄いのを感じていました。中には頭が良くて、質の向上に本気で取り組んでいる職員もいました。でも多勢に無勢。提案をしてもなかなか変わらない状況に、僕は正直、呆れてもいました。

その頃、ユニットリーダー研修で、ユニットケアのお手本とされる都内の施設で実地研修を受ける機会がありました。勉強になる部分はあったものの、正直なところ「衝撃的な差」は感じませんでした。お手本の施設を見てもこれなら、現場を極める道の先に、自分が求めているものはないのかもしれない。そんな気持ちを確認する出来事になりました。

働きながら、登録ヘルパーのバイトをはじめた

特養にいると、見えるのは「入所したあと」の暮らしだけです。じゃあ、在宅で介護を受けながら暮らしている人は、どんなサービスを使って、どんな生活をしているのか。

それが知りたくて、僕は特養で働きながら、別の会社に登録ヘルパーとして週4〜5時間のバイトをはじめました。ケアマネ試験の勉強と並行しての、いわば「答え合わせ」です。

在宅の現場を自分の目で見て、次に湧いてきたのはこの疑問でした。

「じゃあこの人たちは、そもそもどうして介護サービスを受けることになったんだろう」

施設の手前には在宅があり、在宅の手前には「介護がはじまった入口」がある。その入口に立ち会える仕事が、ケアマネジャーでした。僕の興味は、目の前のケアから少しずつ上流へさかのぼって、最後にケアマネにたどり着いたんです。

「居宅の空きはない」と言われて、退職しました

ケアマネ試験に合格したあと、働いていた法人に「居宅介護支援で働きたい」と相談しました。返ってきた答えは、法人内に居宅ケアマネの空きはない、代わりにサービス提供責任者はどうか、というものでした。

サ責も大事な仕事です。でも、僕がやりたいのは「入口」に立ち会える居宅のケアマネでした。それを機に、7年働いた法人を退職しました。

試験はどっちが難しい?|両方受けた僕の体感は「同じくらい」

まず、試験の話から片付けましょう。

介護福祉士の合格率は例年7〜8割、ケアマネは2〜3割。この数字だけ見ると「ケアマネのほうが圧倒的に難しい」と感じますよね。

でも、両方を働きながら独学で受けた僕の体感は、「同じくらい」です。

合格率の差は、「試験の中身の差」だけではありません

数字の差には、カラクリが2つあります。

ひとつは受験者層です。ケアマネ試験の受験者は、全員が実務経験5年以上の現役実務者。つまり、働きながら・勉強時間を取りにくい人たちだけで受ける試験です。学生も、勉強に専念できる人もいません。

もうひとつは合格基準です。ケアマネ試験は2つの分野それぞれで正答率70%前後が基準で、片方だけ良くても不合格になります。介護福祉士の筆記はおおむね総得点の6割が基準。しかも介護福祉士の問題は、現場で働いていれば経験がそのまま得点につながるものが多い。一方ケアマネ試験は介護保険制度の知識が中心で、現場経験だけでは解けません。

ただし、解けないのは「知らないから」であって、「難問だから」ではありません。覚えれば解けます。

勉強法は独学だけ|中央法規の過去問と一問一答を繰り返しました

僕がやったのは、参考書と問題集を使った独学だけです。期間は半年から1年。1日の勉強時間は1〜2時間で、子育てもあったので、勉強しない日もふつうにありました。特養で働き、登録ヘルパーのバイトもしながらなので、スキマ時間の積み重ねです。

正直に言うと、最初は教材選びから迷子でした。僕はもともと勉強が得意なタイプではなく、どの参考書を買えばいいのかすら決められなかったんです。そこで、ケアマネ試験の対策書を数多く出している中央法規の過去問と一問一答に絞って、ひたすら繰り返すことにしました。教材を決めてしまえば、あとは回すだけです。

介護福祉士のときと、やり方は同じです。同じやり方で、同じように届いて、どちらも一発合格でした。だから僕の体感は「同じくらい」なんです。

ただし、きつさの「質」は違いました

同じくらい、と言いましたが、きつさの種類はまったくの別物でした。

その繰り返し方——1周目で何をして、まとまった時間とスキマ時間をどう使い分けたのかは、別の記事で全部書いています。試験まで残り1ヶ月という方向けの話も入れました。

ケアマネ試験の勉強法|過去問と一問一答だけで一発合格したやり方【1ヶ月前からでも間に合う?】

介護福祉士のとき、試験内容そのものはそれほど怖くありませんでした。現場で毎日やっていることが、そのまま問題につながるからです。きつかったのは、「年に1回しか受けられない」というプレッシャーのほうでした。落ちたら、また1年後。この重さは、問題の難しさとは別のところにありました。ありがたいことに、当時の特養は資格取得に前向きな職場で、夜勤の落ち着いた時間帯に勉強させてもらえたのは恵まれていたと思います。

ケアマネ試験は逆でした。年1回の重さは同じなのに、開いたテキストに並んでいるのは、知らない制度、聞いたこともない言葉ばかり。現場で7年働いた経験が、ページの上ではほとんど武器になりませんでした。だからこそ、教材を絞って覚える作業に徹したんです。

介護福祉士は「知っていることを、年1回の本番で出し切る」試験。ケアマネは「知らない世界を、ゼロから覚えきる」試験。どちらも大変で、大変さの中身が違う——それが僕の実感です。

「合格率2〜3割の難関だから自分には無理」と諦める必要はありません。現役実務者だけで受けて4人に1人が受かる試験、と読み替えれば、印象は変わりませんか?

試験の話は、これで終わりです。本当に伝えたいのは、ここからの「仕事の話」。試験は同じくらいでも、仕事は別物でした

ケアマネになって消えたもの・増えたもの|介護の仕事で初めて「眠れない夜」を経験しました

ここからが本題の「仕事の話」です。介護福祉士からケアマネになって、何が消えて、何が増えたのか。

消えたもの:夜勤と、身体の消耗

まず、消えたものはシンプルです。夜勤がなくなり、日中の仕事だけになりました。移乗や入浴介助で身体を使い続ける毎日も終わりました。

体力面がラクになるのは、想像どおりだと思います。ここは期待して大丈夫です。

増えたもの:外部とのやり取り、PC業務、そして「評価される」感覚

増えたものは、想像の外から来ました。

特養で働いていた頃、外部の人とやり取りする機会はほぼゼロでした。それがケアマネになった途端、電話で家族と話し、サービス事業所と調整し、病院の看護師さんやMSW(医療ソーシャルワーカー)と情報交換する毎日に変わります。

PC業務も一気に増えました。Excelで利用者さんの管理をして、Wordで見学相談や新規相談のFAX文書を作る。介護記録しか書いてこなかった僕には、これも立派な「新しい仕事」でした。

そして、いちばん大きかったのは心理面です。ケアマネは、外部とのやり取りの質がそのまま自分の評価になります。評価されなければ、次の相談(=仕事)が来ない。歩合制ではなくても、持ち件数の多い少ないで忙しさは変わる。「施設の中の一人」から「外から評価される一人」になる——この変化が、いちばんじわじわ効きました。

ケアマネの仕事をひとことで言うと「チームの指揮者」です

利用者さんが介護サービスを受けるとき、そこには本人・家族・複数の事業所・主治医・行政が関わります。ケアマネは、そのチームのリーダーにならなくてはいけません。僕は「指揮者」というたとえがいちばんしっくりきています。

日程調整、情報の伝達、医療関係者との情報交換、行政の手続き。ときには「困難事例」と呼ばれるケースへの対応もあります。どれも、介護福祉士時代には経験しなかった仕事です。

ちなみに駆け出しの頃、とある訪問看護の管理者さんと一緒に利用者さんを担当したことがあるのですが、その方がとても威圧的で、連絡を取るのが嫌で嫌で仕方なかった苦い思い出があります(笑)。外部と組んで仕事をするというのは、相手を選べないということでもあるんです。

忘れられない1年目:介護の仕事で初めて、眠れない夜がありました

1年目でいちばんしんどかったケースの話をします。

初めて訪問看護を利用する利用者さんを担当したときのことです。肺の疾患を長く患っている方でした。

訪問看護指示書はどうやって取るのか。訪問看護ステーションはどうやって探すのか。病院とはどう連携すればいいのか。そして、それらの段取りを本人と家族にどう説明して進めるのか。病気と向き合っている本人・家族と、どんなふうに会話をすればいいのか。

何ひとつ、わかりませんでした。

介護の仕事を始めて、初めて眠れない夜を経験しました。特養で7年働いて、介護福祉士も取って、それなりにやれる気でいた僕が、です。

幸い、先輩ケアマネが助けてくれて、そのケースは無事に最後まで担当することができました。いま振り返ると、あの眠れないくらい追い込まれた経験が、ケアマネの仕事に本気で取り組むスイッチになったと思っています。

試験勉強では、この「仕事の別物さ」は測れません。だから僕は「試験は同じくらい、仕事は別物」と言うんです。

介護福祉士の経験はケアマネで通用する?|効くのは「利用者を知る力」、通用しないのは「制度と外部」

ケアマネを目指すか迷っている介護福祉士さんが、いちばん知りたいのはここだと思います。「現場で積んできた経験は、ケアマネになったら武器になるのか」。

僕の答えは、こうです。利用者を知る力は、そのまま持ち越せます。制度と外部に関することは、ゼロからです。

効いたところ:認知症の方との会話は「お手の物」でした

ケアマネの仕事は、利用者さんと話すことから始まります。ここで現場経験は強烈に効きました。

特養で7年、認知症の利用者さんと毎日過ごしてきたので、会話はお手の物でした。イライラしたことがないんです。失礼な言い方かもしれませんが、かわいいなと思う瞬間さえありました。仕事として言葉がけの工夫をいろいろ重ねてきたことが、そのまま活きました。

身体状況の見立てもそうです。移乗や歩行の様子を見れば、どんなサービスが必要になりそうか想像がつく。これは現場を経験していない人にはない感覚です。

そしてもうひとつ、意外な強みがあります。「特養って、実はこんなところですよ」と実態を語れることです。施設入所を考え始めた利用者さんや家族に、中の暮らしを具体的に説明できる。パンフレットではなく、7年間の実感で話せる。これはかなりの武器でした。

通用しなかったところ:「7年やってきたのに、何もわからない」

一方で、通用しなかったところも正直に書きます。

まず、介護保険制度の知識。これは本当にショックでした。介護の仕事を7年もやってきたのに、制度のことは何もわからない。要介護認定の仕組み、給付管理、報酬の構造——現場でケアをしていた7年間、僕はこの世界を知らずに働いていたんだと突きつけられました。

記録の書き方も苦労しました。施設の介護記録とケアマネの支援経過記録は、まったくの別物です。僕はもともと国語力がある方ではないので、ここは結構つらかったです。

あとは、外部との対等な交渉と、在宅ならではの生活の見方。施設の常識が在宅では通じない場面は、想像以上に多かったです。

「ダブルライセンス」の本当の価値は、資格の数ではありません

「介護福祉士とケアマネのダブルライセンス」とよく言われますが、資格手帳が2冊になることに価値があるわけではありません。

価値があるのは、利用者を知る力を現場から持ち込めること。会話ができて、身体が見えて、施設の中を知っている。その土台の上に、制度と調整の技術をゼロから積む。それが介護福祉士出身ケアマネの正体だと、僕は思っています。

ケアマネに向く介護福祉士・向かない介護福祉士|指導する側もやった僕の線引き

僕はその後、新人ケアマネを指導する側も経験しました。介護福祉士からケアマネになる人を、送り出す側からも受け入れる側からも見てきた上での、僕の線引きです。

向いているのは、QOLを諦めない人です

介護施設で働きながら、「もっとこういうケアをしたらどうか」と考えたことはありませんか。利用者さんとの雑談で「ほんとうは、いまでもこんなことがしたいんだよ」と打ち明けられて、できる手段を考えたことは。

それがある人は、ケアマネにチャレンジしていいと思います。利用者さんのQOL(生活の質)を諦めない気持ちがある人です。

介護サービスの本質は、自立をサポートすることです。そしてその自立とは、本人のQOLを少しでも取り戻して、人生の満足度を上げること。ケアマネの仕事は、それを考え続ける仕事です。

向いていないのは、指示待ちの人です

逆に、自分で利用者さんのケアを考えられない人——指示待ちの人には、ケアマネは務まりません。

あれこれ頭に思い浮かべるだけなら、誰でもできます。ケアマネに必要なのは、それを理屈を立てて話せることです。担当者会議で、家族に、事業所に、「なぜこのサービスなのか」を説明できなければ、チームは動きません。

理屈を立てるには、利用者さんをちゃんと知っていなければいけない。つまり、アセスメントができていなければいけない。ただし、書式どおりに埋めただけのアセスメントは、僕の中では「できている」に入りません。想いまでアセスメントできて、はじめてアセスメントです。

ぶっちゃけ、業務はやっていけばできます

誤解のないように言っておくと、ケアマネの業務そのものは、やっていけばできるようになります。僕も眠れない夜を越えて、できるようになりました。

差が出るのは、業務の習得ではありません。QOLを諦めない気持ちがあるかどうか。そこだけです。

なお、「実際にデビューしたあと、やっていけるのか」が不安な人は、指導する側が新人ケアマネの何を見ていたかを書いたこちらの記事をどうぞ。年齢や経歴よりも大事なことがあります。

50代・未経験でケアマネはやっていける?指導する側だった僕が見ていたこと

給料の話は短くします|僕は「ほぼ横ばい」で、実額を覚えていません

「介護福祉士とケアマネ、給料はどっちが上?」——このテーマで表を作る記事はたくさんあるので、僕は当事者の実感だけ書きます。

僕の場合、転身したときの給料はほぼ横ばいでした。夜勤手当が消えて、基本給が少し変わって、トータルでは大きく動かなかった記憶です。

正直に言うと、実額は覚えていません。でも、それ自体が答えだと思っています。僕にとって給料は、ケアマネになるかどうかの判断材料ではなかったんです。覚えていないくらいに。

いまの給与水準の話や、雇われと独立でどう変わるかの実額は、こちらの記事にまとめてあります。なお、2026年からは居宅のケアマネも処遇改善加算の対象に入ったので、給料の景色はこれから少し変わっていくはずです。

主任ケアマネの年収はいくら?数字がバラバラな理由と、雇われ・独立の両方を経験した僕の実額

まとめ|「介護福祉士のままでよかった」と思ったことは、一度もありません

最後に、この記事の結論をまとめます。

  • 試験の難しさは、僕の体感では「同じくらい」。働きながら・独学で届く試験です
  • 仕事は「別物」。外部との調整・制度・書類がゼロから始まります
  • 現場経験のうち、利用者を知る力はそのまま武器になります。制度と外部はゼロからです
  • 向いているのは、QOLを諦めない人。業務はやっていけばできます

ケアマネになって11年。眠れない夜も、嫌いな電話相手もありました(笑)。それでも、「介護福祉士のままでよかったかも」と思った瞬間は、一度もありません。

僕は「この人はなぜ介護が必要になったんだろう」という入口への興味からケアマネになりましたが、あなたの理由は、あなたの現場のなかにもうあるはずです。利用者さんの「ほんとうはこうしたい」に手段を考えたこと、ありませんか。それが、ケアマネの仕事の中身そのものです。

いまの制度では、介護福祉士を取ってからケアマネ受験まで5年の実務が必要です。長く感じるかもしれません。でも僕は、この5年は待ち時間ではなく、アセスメントの土台を作る時間だと思っています。利用者さんを知る力は、現場でしか積めないからです。

その5年のあいだに何をしておくといいか。なり方の全手順とあわせて、1本の記事に書きました。

介護福祉士からケアマネになるには|5年の実務経験を"待ち時間"にしない過ごし方

だからこそ、その5年をどこで積むかは大事です。消耗しきってQOLを諦めそうになる職場で5年耐えるのと、利用者さんと向き合える環境で5年積むのとでは、ケアマネになったときの土台がまるで違います。

※以下にはアフィリエイト広告(プロモーション)が含まれています。

その5年を積む場所、いまの職場でいいですか?

いまの職場で利用者さんとちゃんと向き合えているなら、そのまま積み上げれば大丈夫です。もし消耗しきって、QOLを諦めるクセがつきそうなら——環境を変えることも、ケアマネへの準備のうちだと僕は思います。どちらも介護職専門の転職サービスで、相談は無料です。

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※レバウェル介護の対応エリアは北海道・宮城・東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・静岡・大阪・京都・奈良・兵庫・広島・福岡です(派遣はエリア内からの応募のみ対象)。

資格・経験を生かして好条件で転職【かいご畑】

※かいご畑の対応エリアは北海道・関東・関西・北陸・東海・中国・九州の指定県です。

ケアマネになった後のキャリアの話は、こちらでしています。

主任ケアマネを取った後どうする?転職・独立・現状維持、3つの選択肢を全部経験した僕が解説

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